日本一のデコトラと言っても過言ではないであろう一番星号とならんで、デコトラの花道を歩んできたのが、哥麿会に所属するこの竜神丸さんです!
もともと哥麿会に所属するデコトラ竜神丸として、その当時、今でもかもしれませんが、低床四軸の大型車のフルアート車というのは大変珍しいこともあり、すでに名車としての地位を築いていました。
その竜神丸は、映画「トラック野郎」シリーズのオマージュとして作られた、Vシネマ「爆走トラッカー軍団」シリーズにおいて、の主役が乗るデコトラとして抜擢され、誤解を恐れず言えば、「爆走トラッカー軍団」は平成の「トラック野郎」であり、竜神丸は平成の「一番星号」みたいなもの、と言えるかもしれません。
ちなみに、菅原文太さんが映画で乗っていた「故郷特急便」バージョンの一番星号は、映画が終わった後、パチンコ屋が買い取って、パチンコ屋のプロモーションに使われたのちに、どんどんと傷んでいき、表舞台から消え、修復されることなく、朽ち果てていくのをただ待つ身という状態でした。(その後、哥麿会の田島会長がボロボロになっていた一番星号を奇跡的に見付け出し、修復して再び世に送り出し、各地のイベントに自走で駆け巡ることとなりました)
さて、この竜神丸は、Vシネ「爆走トラッカー軍団」が終わると、今度は富士急ハイランドの一番のアトラクション、ドドンパのプロモーションに使われたデコトラ「絶叫丸」の二代目として、富士急ハイランドの園内に展示されることとなります。
そして来園者を大いに楽しませました。ここで記念写真を撮った人もたくさんいるのではないでしょうか。。僕もその一人ですw
しかし、やがて、この二代目絶叫丸は、何年間か展示されたのちに、撤去されてしまい、こともあろうに、そのまま、破棄されそうになったといいます。
そこを寸前のところで、哥麿会さんに救い出され、レストアされ、修復され、再び、全国のイベントを回るスター車となって、現在に至ります。
まさにデコトラのスター街道を歩んできた竜神丸、スターでありながらもその運命も数奇で伝説的な過去をもつ、この竜神丸!
その電飾ナイトシーンです。
じつはこれは、哥麿会さんがイベント後の撤収作業の際に撮ったもので、そのため、右の二台のウィングが開いてします。
そこから、イベントで使用したテントやテーブルなんかを積み込んでいるところを勝手にですが、撮らさせてもらいましたw
ちなみに竜神丸さんのフェイスブックアカウントはこちらです