なんか、最近ツイッターを開くと、映画「アライブフーン」というドリフト映画の公式プロモーションによるツイートが、何度も何度も表示される。
何度も何度も何度も、本当に毎日、入れ代わり立ち代わり、何度も何度も何度も!!!w
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
おそらく、僕がこの映画の広告ターゲットに設定されてしまっているのでしょうw
その何度も表示されるツイートというのが、「これは事件だ!」というツイートだ。
いやもう、本当に何度も何度も何度も表示されて困ってますw
というか、これがいう、事件だ!というのが、本当に事件に匹敵するようなことであれば、楽しい気持ちで見ていられるんですが、この公式PRが事件だと騒ぎ立てていることは、次の通り。
- 事件1 撮影で機材が壊れた
- 事件2 撮影で車が衝突した
- 事件3 許可を得て公道を使用できた
- 事件4 映画でスタントマンCGを使わなかった
- 事件5 出演者が口喧嘩した
- 事件6 観客が揺れるほど激しい映像をつくった
- 事件7 youtubeでバンされた
詳しくはこちらの記事を御覧ください →過激すぎて公式YouTube動画がBANされた撮影現場の舞台裏…これは事件だ!
というのが公式プロモーションが事件だと騒ぎ立てていることなんですが・・・これ、事件ですか?w
本当に申し訳ないのですが、犯罪的要素はどれもゼロで、事件というほどのことじゃないように思いますw 事件のハードル下げすぎですw
毎日毎日すごい回数で煽られるし、煽る内容も言っているほどすごくないのに「事件だ!」「過激すぎる!」と煽るんで、二重にイライラするw
これでは、せっかく映画に興味を持った人も、見る前に興味が薄れてしまうのではないかと心配になりますw
事件だ、事件だなんて煽らないで、もっと素直に、映像のこだわり、ドリフトシーンのこだわり、使う車のこだわり、そういったものを正面から紹介したほうが、好感度が上がったんではないかと思いましたw ←上から目線ですみませんw
もっというなら、この映画が「事件だ!」と言っているようなことよりも、もっと過激で、悲惨で、深刻な事件が、ストリートドリフトでは毎週のように起こっている!ww
更に当時、左のようなボロボロでストリートドリフトしてた車が、新たな持ち主の手に渡り、レストアを経て、右のようにピカピカになって今は、サーキットで活躍しているそうです!まさにリアル事件w
いや、もう、フィクションの映画よりもすごいことが起きているんです!ストリートではw
というか、ストリートでドリフトすることがすでにもう事件ですがw
注)ちなみにこれは非常に精巧なCGです。公道で真似をしたら犯罪になりますw
では、どんなことが起きているかというと・・・・
- 映画の場合の事件1 撮影で機材が壊れた
ストリートの場合 →機材どころか大声で言えない警察沙汰になるものを壊す、悪質性の次元を超えているのがストリート。普通に事件ですw - 映画の場合の事件2 撮影で車が衝突した
ストリートの場合 →車が衝突はもちろん、車でギャラリーとも衝突することもあるのがストリート。しかも警察沙汰にさせないように圧力をかける。二重三重に事件ですw - 映画の場合の事件3 許可を得て公道を使用できた
ストリートの場合 →許可を得ないで公道を使用するのがストリート。いや、そもそも公道を走る許可を得て走るのなら事件じゃないでしょ?wwww - 映画の場合の事件4 映画でスタントマンCGを使わなかった(プロドライバーが代行)
ストリートの場合 →スタントマンもCGも使わず危険なことをド素人がしてしまうのがストリート。プロじゃなくてド素人がやってしまうことが事件なんですw - 映画の場合の事件5 出演者が口喧嘩した
ストリートの場合 →口喧嘩どころか殴り合いもあるし、女の取り合いだの、SNSでの晒し合い攻撃という場外乱闘に発展することもある衝突があるのがストリート。心当たりありますよね?w - 映画の場合の事件6 観客が揺れるほど激しい映像をつくった
ストリートの場合 →ガチで警察に追っかけられてるところ、ギャラリーが勝手に撮影してSNSにアップして、人生が揺れるほどの映像をつくられるのがストリートw削除してほしいのに削除してもらえず、これが警察に見られたらと思うと、足の震えも止まりません。まさに心も体も揺れる映像が作られるのがストリートw - 映画の場合の事件7 youtubeでバンされた
ストリートの場合 →スポットで問題を起こすと地元民に出入り禁止という、リアルなバンをくらうのがストリート。出入り禁止なのに立ち入った所を見つかると、車ボコボコにされます。行くたびにボコられるかもという恐怖心と比べたら、youtubeのバンなんてかわいいものですw
と、一応、映画のプロモーションの記事と対比させて、ストリートドリフトでの事件の例を羅列してみましたが、もちろん、これ以外にもたくさん事件は起きています。ストリートドリフトでいう事件は、本当に洒落にならない犯罪に直結することばかりですw
でも、ストリートでは、ドライバーも現場のギャラリーも、みんな一致団結して事件にならないように必死に頑張るんです。隠蔽する、逃げる、脅す!
だって、事件だとか警察沙汰になったりしたら、大変なんです!
- 仕事がクビになる!学校を退学させられる!
- 現行犯逮捕、おはよう逮捕で前フリなしの突然の28日間身柄拘束!
- スポットが潰れて永遠に走れなくなる!そしてあらゆる人から永遠に恨まれる!
- 免許が5年間も取得できなくなる!
ストリートでは、事件になったらシャレにならないんです。
それなのに、いくら映画のプロモーションとは言え、あまりにも軽々しく、たいしたこともないのに、事件だ事件だとか言っているなんて、ストリートドリフトで大変な思いをしてきた人たちの心情を踏みにじる蛮行です!
注)ちなみにこれは非常に精巧なCGです。公道で真似をしたら犯罪になりますw
あまりにも、ストリートドリフトへのリスペクトがなさすぎますw
事件にならないように頑張っていたのに、事件になってしまった人もたくさんいます。全国ニュースになって、yahooニュースにもなって、ガチの事件になります(T_T)
ドリフトと言うのは、こうした、ストリートで様々な事件を起こしてきた人たちの、悲しみと苦しみの上に築かれて、今のD1や、漫画や、ゲームや、映画があるということを忘れてはいけません。
なのに、ドリフト映画は、事件になってないようなことを、大げさに事件だ事件だと軽々しく言い張って、プロモーションに利用する、ちょっと、ストリートドリフトへの、ドリフトの先人たちへのリスペクトがなさすぎます!
ドリフト映画さん、そんなに事件だと悪ぶりたいのなら、本物のストリートドリフトをもっと勉強してくださいww