ロシア大使館、中国大使館、韓国大使館の周りに行くと、警察の方々が毎日飽きもせず、バリケードを準備し、右翼の街宣車両が大使館に接近しないように警戒しています。
警察は街宣車はもちろんのこと、右翼っぽい車両を見つけると、即座にバリケードを閉めて、道路を封鎖し、その車両を頑として通行させないようにします。
実際、右翼活動をしているわけではない私が、スクーターでロシア大使館の前の道路を通過しようとしたとき、私のスクーターにたくさんのステッカーが貼られていたために、街宣右翼と間違えられて、バリケードを閉められ、通してもらえなかったことが度々ありましたw
こうした日本の警察の街宣右翼に対する警備によって、街宣車は一番その政治的主張を届けたいロシアの政府関係者、中国の政府関係者、韓国の政府関係者、日教組関係者、全教組関係者に近づくことができないという、ジレンマを常に抱えてきました。
そんな街宣右翼ならではの問題に悩み悩んで悩み抜いた結果かどうかはわかりませんが、
「警察車両に扮すれば、警察が勘違いして、バリケードを閉めずにロシア大使館に、中国大使館に、韓国大使館に近づくことができるかも!」
と、熱心な街宣右翼活動家が閃いたのかもしれません。
そして登場したのが、この、機動隊警備車両カラーの街宣車です!
実際、右翼の街宣車を見慣れているはずの右翼担当の公安警察でさえ、なんどもこの街宣車を、街宣右翼車両ではなく、警察車両と勘違いする場面に遭遇しましたw
当の警察関係者でさえ、ついつい警察車両と勘違いしてしまうこの街宣車両、これが極左関係者となれば、警察車両だと警戒してて、実はよく見たら、警察よりももっと警戒すべき街宣右翼だと気づいたときの驚きようは、想像に難くありませんw
反日左翼だけでなく、警察とも戦わなければならない現代日本の街宣右翼の、警察警備との葛藤から生まれた、後世に語り継がれるであろう傑作街宣車なのです!
日本国民の99.99%は、この写真を見れば、まさか先頭車両も街宣車であることには気づかず、街宣車を先導する機動隊の警備車両だ!くらいにしか思わないでしょう。
しかし、フロントの細部をよく見てみてください。団体名のプレートがあり、菊の御門ではなく、山口県の呉のマークです。認識番号のDNKは、おそらく、団体名である大日本興友会から取ったものでしょう
こちらの街宣車は、より団体名がわかりやすく書いてあるので、すぐに街宣車だ!と気づく人も多いでしょう。
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