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右翼の街宣車がうるさいと耳を塞ぐ前に日本がロシアになめられている事実を知れ

ロシア大使館前で抗議活動をする街宣車の前を、これみよがしに耳をふさいで歩く人がいた。

しかしその人はロシアが日本にどのようなことをしてきたのかわかっているのだろうか。

先日、北方領土のビザなし交流の日本語講師派遣事業で15日に国後島を訪れた日本人の講師と通訳ら4人が、持ち込んだ教材や資料をロシア税関に没収された。事業は1998年に始まり、これまでは問題はなかったという。

このちょうど1ヶ月くらい前である5月17日にも、ほとんど注目されないニュースでしたが、北方領土の元島民らがふるさとをビザなしで訪れる今年初めての「自由訪問」で、訪問団が国後島にある日本人墓地に行こうとしたところ、ロシア側が許可しなかったということがありました。

こうしたことに対して、日本政府の対応は生ぬる過ぎますし、日本国民も関心が薄すぎます。

先日の日露会談で安倍首相がロシアに日本国民の血税3000億円を差し出して、共同経済活動していきましょうということで合意に至ったはずなのに、日本語教材没収するわ、訪問団を追い返すわというわけです。

そして、ロシアは日本との約束を破って、共同経済活動をするはずの北方領土において、着々と実効支配を進めているのです。

日本がロシアに差し出した国民の血税3000億円はなんだったのでしょうか。

2016年12月に、プーチンが日本に来て安倍首相と会談をするということで、大変な話題になりました。「もしかしたら、北方領土問題に前進があるかもしれない」という期待もあり、テレビ番組では特別放送枠でその様子を生中継していたところもあったと記憶しています。

ところが、その大事な会談にプーチンは約2時間40分の遅刻。

そして肝心な会談の結果は、「0島返還」。さらに、日本がロシアに年間約3,000億円の共同経済活動を行うという合意。共同経済活動のはずなのに、日本が3000億円を負担では、共同でもなんでもないと思うのですが。

安倍・プーチン日露会談の結果

  • 安倍首相自身もロシアが強奪したと認めている返してもらうべき島の返還数 → 0島
  • 共同経済活動費という名目で日本がロシアにあげるお金     → 3000億円

日露会談のこの結果を素晴らしいと思う日本人はほとんどいないと思うのですが、安倍首相はこれを、北方領土問題に対する前進だと捉え、会談を終えたあとの記者会見で次のように述べています。

過去にばかりとらわれるのではなく、日本人とロシア人が共存し、互いにウィン・ウィンの関係を築くことができる。北方四島の未来像を描き、その中から解決策を探し出すという未来志向の発想が必要です。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/1216kaiken.html

なんとも、お坊ちゃん育ちの頭の中お花畑の安倍首相が考えそうなことです

この会談の合意がなさる数が月前には、ロシア国防相は北方領土に392個のロシア軍関連施設が進展していることを発表していました。

ロシアのこれらの動きをみると、安倍首相の頭の中にある日露の美しい未来像に対して、誰がどう見ても、日本はロシアに完全になめられているとしか思えません。

そんなことを書いていたら、安倍首相のお友達で日本の国防のトップである防衛大臣になった稲田が昨日問題発言をしたということでニュースになっていました。

稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で開かれた東京都議選(7月2日投開票)の自民党候補を応援する集会で「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っているところだ」と訴えたそうだ。

ミサイルを打ってくる北朝鮮や偽装した漁船で尖閣諸島の強奪を企んでいる中国、たびたび領空侵犯をしてチカラを誇示してくるロシアの脅威と向き合わなければならない自衛隊が、たかが自民党の都議への投票を応援するんでしょうか。

こんなバカで幼稚で日本の国のことを考えることのできない人間はすぐに防衛大臣を辞めるべきです。でも、安倍首相はお友達である稲田朋美をやめさせることはないでしょう。

それは余談でしたが、ロシア、そしてロシア人は、お坊ちゃまである安倍首相が考えている未来像に乗っかって、解決策を見出すような国でもないし、そういう国民性でもないのです。それは別にロシア人が非常識というわけではなく、むしろ、世界的に見れば、安倍首相のような考え方のほうが非常識で、ロシア側の考え方のほうが、スタンダートでしょう。

つまり安倍首相はロシアに非常識な未来像を押し付けているわけです。

政治問題と経済問題は別だ、なんてことはありません。政治問題が解決しないのに、経済活動を共同でできるわけがありません。

ロシアは戦後のどさくさ紛れに北方領土を強奪しただけではありせん。日本兵をシベリアに抑留し、長期にわたる抑留生活と奴隷的強制労働を強いました。

その犠牲者の数は、ソ連側(現ロシア政府)はこれまでに約4万1千人分の死者名簿を作成し、日本側に引き渡しているが、アメリカの研究者ウイリアム・ニンモによれば、確認済みの死者は25万4千人、行方不明・推定死亡者は9万3千名で、事実上、約34万人の日本人が死亡したといいます。

このシベリア抑留は、韓国が主張している慰安婦問題と比べ物にならないほど、数多くの資料によって証明された紛れもない事実であり、またその被害の規模は計り知れません。

よって、日本の街宣右翼の人たちが、ロシア大使館の前で訴えるような主張こそ、ロシア問題、北方領土問題の唯一の解決策なのです。

街宣右翼の方々は、昔からロシアのひどさを指摘し、訴えてきました。まさにロシア批判のパイオニアです。

しかしながら、多くの人たちは、街宣車のスピーカーを通して語られる街宣右翼の言葉を聞こうとしないどころか、これみよがしに耳をふさぐ人までいます。

もしあなたが本当に日本のことを考えているのであれば、街宣車から流れる演説に対して耳をふさぐのではなく、むしろ耳に手を当ててよく聞くべきです。

右翼の街宣車の前での正しいポーズ

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kinzouPRO

カメラマンとしてテレビや新聞に載らないストリート・アンダーグラウンドシーンを追いかけてます。ハッシュタグ #kinzoupro を僕の撮った写真につけてくれると嬉しいです。各種問合せはこちらから> http://kinzoupro.com/support

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