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【時効写真館】土屋圭市も真似できない?ストリートドリフト史上最も極悪危険な原付きビタビタ追走ドリ

ドリ車の前をトロトロ走る原付。バイクの運転手の顔を見ると、ひきつった顔でバックミラーをのぞいています。そこには、煙をたてて近づいてくるドリ車が写っているから、「ぶつかるかもしれない」とあせっているのでしょう。

これが、ワイルドスピードの1シーンだったり、レッドブルのプロモーション映像の撮影とかだったら、誰もが「すげー!!」「かっこいい!!」って具合になるんでしょうけども、残念ながら、これはエキストラやスタントマンを一切使わない、無許可で公道を使用した登場人物全員素人のリアルなストリートドリフトの一場面。

当然ことながら道路交通法違反です。

そうとわかったら、ほとんどの人は、

「一般人相手にこんなことするか!?」「こんなことするなんて許せない!」「逮捕しろ!」「モータースポーツのイメージが云々・・・」なんて事になってしまうでしょう。

このあとどうなったか?

制御が効かなくなって横を向いて煙を立ててるドリ車はノロノロ走るスクーターに追突、その後も車は止まらず、投げ出されたスクーターの運転手をさらにひいてしまって・・・なんてことにはならず、ドリ車は見事ギリギリで減速してぶつからず、スクーターの運転手はちびってパンツを濡らしてしまった以外は何事もなく、無事に走り去っていきました。

このメイクを決めたのは、ストリートドリフト界で数々の伝説を残してきた、今では誰もが認める大御所の太陽クンだw

どう考えても、危ない運転だ!と思うかもしれませんが、太陽くんは上手いから、追突しちゃうようなヘマはしないでしょうし、大御所の人たちにしてみれば、原付バイクとのビタビタ追走くらい、やろうと思えば技術的にはできるんでしょう。

技術的にはもっとすごくて高度なドリフトを見せる人はたくさんいます。

ドリキンこと土屋圭市さんを始め、D1とかの選手たち、谷口信輝さんとかは、技術的にはもっと高度なドリフト技をキメルことができるでしょう。

でも、この同じ場所である一般公道で、なんの関係もない一般人の原付乗りを相手に、煙を立てたこんなビタビタ追走をすることをやらないでしょうし、いや、自分たちの今置かれている立場、保身を考えれば、常識が邪魔して100%できないでしょう。

スクーターに乗っている無関係の一般人を怪我させるかもしれないし、それで自分も逮捕されるかもしれない!たんなるドリフトの危険だけでなく、自分の人生もかかっている大技!

つまりストリートドリフトにおいて、今の土屋圭市さんは技術はあっても、メンタルを超えることができない。

一般人の原付きなんかと万が一ぶつかって、一般人を巻き込む事故を起こしてしまったら、バイクの運転手を殺しかねないし、警察沙汰になって、逮捕&免取り逮捕になりかねない、そうなれば今の仕事も全部なくなってしまう!と考えるとできないのです。

つまり、太陽クンがストリートでキメたこの原付きビタビタ追走ドリは、ドリフトの技術的にもすごいけど、メンタル的にも常識を超越している、頭のネジがぶっ飛んだ極悪なストリートドリフトなのです。

この常識離れしたドリフト技を見事にうまくキメても、決して世間からなんら評価されることはないでしょう。

そもそもストリートドリフトをするのは、すごいリスクもあるし、上手くキメても誰からも褒められるわけでもないし、タイヤ代、チューニング代、修理代でお金もかかる。努力をして凄技をキメても、喜んでくれるのはごく一部の仲間と、それを見ていたギャラリーで、それ以外の殆どの人たちには、迷惑をかけるのが、ストリートドリフト。

あるいはやっぱり頭の狂った海外の外国人たちも喜ぶかな

でもそれだから、別にどうなるわけでもなし。トロフィーも賞金ももらえるわけではない。

ドリフト天国というドリフトの雑誌を読むような人は、こういうのを喜んで、「かっこいい!!」なんて思うかもしれないけれど、大人の事情でドリフト天国ではこういう写真は絶対に掲載できないでしょうw

こういうのを「かっこいい!」なんて思うことさえ、今の世の中では許されません!

そう考えると、普通に考えても大したメリットもないのに、一体、なんでみんなはストリートドリフトをするのだろう。

実際に、ドリフトの技術を習得するのであれば、サーキットで練習をするほうが、遥かに上達が早いだろうし、設備も整っているし、安全だ。

一方、ストリードドリフトの場合は、常に、警察に捕まるかもしれない、一般車を巻き込んで事故をおこすかもしれない、路面の状態だってひどい、という極度の緊張と制約の中で走らなければならない。そんなだから、満足な練習にもならないだろうし、そしてなにかあれば、世間からはすさまじい非難を浴びることになるでしょう。

それでも、サーキットではなく、ストリートでドリフトをする人達がいる。中にはサーキットのドリフトは邪道だと、ストリートドリフトにこだわる人もいる。

年々警察の取締も厳しくなって、今までストリートドリフトをやっていた人は、サーキット派に転向したり、いろいろな事情でドリフトをやめていったりと、年々ドリフトをストリートでやる人は、減っていくようだけど、それでも全く新しい人たちが次々と現れ、ストリートドリフトに仲間入りしていく。

一体、彼らをそこまでして引きつけるストリートドリフトの魅力とは何なのでしょう。。

きっと走った人にしかわからない、人間の理解を超えた何かがあるのでしょう。

そこを理解しなければ、ストリートドリフトをいくら厳しく取り締まっても、この世からストリートドリフトがなくなることはないでしょう。

注)
※なお、この写真は既に道路交通法の時効が成立するほどの昔に撮られたものです。
※若気の至りでキメた技で、今の太陽くんは極めて真面目でこんな危険なことはしていません。
※これを真似をすればたとえ事故を起こさなくても危険運転罪で逮捕されます。

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kinzouPRO

カメラマンとしてテレビや新聞に載らないストリート・アンダーグラウンドシーンを追いかけてます。ハッシュタグ #kinzoupro を僕の撮った写真につけてくれると嬉しいです。各種問合せはこちらから> http://kinzoupro.com/support

77 Comments

    1. 知り合いからシャコタンフロントフォーク譲ってもらったので。
      来週にエアロつくのでちょいと上げますけどね。
      秋のイベントまでに一気に仕上げようとおもいましてね。

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