終戦後にロシアが日本の領土を奪い取ったその経緯を知れば、日本人であれば10人中10人が、ロシアに対して激怒するはずです。
その証拠に、誰の目から見ても明らかなロシアの泥棒行為に対して、腰が重くて控えめな日本政府でさえも日本の国として、はっきりと、ロシアを非難する意思表明をしてきました。
「北方領土返る日、平和な日!」と刻まれた石碑を国会議事堂のすぐ横の目立つ場所に堂々掲げていたのです!
しかしながら、いつの日からから、ロシアに対して北方領土返還を表立っていうことに対して、日本政府は自制するようになりました。 それは、馬鹿な政治家、自民党が、平和的な交渉によって、北方領土問題を解決できるんだ、事を荒立ててはいけないと、言い始めたからです。
そしてこともあろうに、安倍晋三元総理大臣は、こともあろうに「ロシアと経済協力と称して、ロシアに日本の国税3000億円を与えたのです。
で、ロシアはそのお金を、ロシアと日本の友好のために使ったでしょうか?いえ、ロシアは、日本の出したお金で、ロシアの軍事基地を作って、北方領土から日本人を追い出す準備を着々と進めたのです。
北方領土を平和的に共同開発するんだという約束でロシアに渡した日本国民の国税3000億円は、北方領土をロシアのものにするためにロシアに使われているのです。
これが平和外交を推し進めたの顛末です。
しかも、先日、ロシアの首相、プーチンは、北方領土は永久に返さないと宣言しました。安倍晋三に北方領土の平和的解決のためにと、たっぷり経済協力金を貰ってにもかかわらずです。
これが日本国民が望んでいたことでしょうか?当時北方領土に住んでいて虐殺された日本市民、シベリア出兵でロシアに苦しめられ死んでいった日本兵になんと説明できるのでしょうか?
まさに屈辱の限りを尽くされている日本人は、ロシアに対して、怒り心頭なのです。
日本人であれば誰だって、ロシアに抗議の声をあげたくなるはずです。そんな日本国民のロシアへの憤りに代わって、ロシアに対して日本国民の怒りの声をぶつけてくれているのが、街宣右翼の人たちなのです。
しかし、ロシア大使館に行くと、日本人に抗議をさせまいと、待ち構えて追い返そうとする人たちがいます。それは、ロシア軍人ではなく、我々の味方のはずの日本の警察なのです。
「人を殺して土地を奪い取った人が目の前にいたらどうする?」と100人の警察に聞けば、100人の警察は「即刻逮捕する!」と答えるでしょう。
その同じ警察官が、まさに、北方領土で民間人を虐殺して領土を奪い取った、強盗犯ロシアを逮捕するどころか、ロシアを守り、犯罪者であるロシアに抗議する正義の日本人を逮捕しようとするのです。
その同じ警察官は、 お寺の賽銭箱から1円を盗む哀れな浮浪者でも血眼になって逮捕するのにです。
その一方で、明らかな犯罪を犯して開き直っている成金強盗国家ロシアの日本大使館前に行くと、本来であれば片っ端から即座に逮捕すべきロシアを逆に守るのです!
日本の警察は気が狂っているのか!!
街宣右翼は、なにも警察官と衝突することを目的にしているわけではありません。警察官を敵対視しているわけではなく、あくまでもロシアへの抗議が目的です。
しかし警察官はロシアを抗議しに来た街宣右翼たちの行く手を阻みます。ロシア人に対して、殴りかかったのであれば、それを止めるのは警察の役目でしょう。
しかし、まだ、何もしていない街宣右翼の行動を制止する権利が警察にあるのでしょうか?
何もしていない街宣右翼の進路を塞ぐ警察。とうぜん、そこで衝突が起こります。
「いかせろ!」
「いかせない!」
「まだ何もしてないのになぜ止める?」
そこでもみ合いが起きたとき、どちらに非があるのでしょう?
どっちかといえば、行く手を阻む警察の方がもみ合いの原因でしょう。
警察は自分たちでもみ合いの原因を作っておきながら、ちょっとトラブルが大きくなると、容赦なく逮捕という実力行使による見せしめで、街宣右翼たちに圧力をかけるのです!
行く手を阻む警察官を押しのけて、進んでいこうと、ちょっとでも手が触れれば、公務執行妨害と逮捕するのです。
そして小競り合いが始まった!
一方は全身防具を付けた複数の武装警察、一方は丸腰の街宣右翼活動家。
素手の活動家が、全身防具の武装警察に暴力を振るった?
公務執行妨害と言ったって、別に、血を流すほどの暴力を受けたわけでもない。防具をつけているんだから、ちょっとばかし手が触れたくらいで、ギャーギャー騒がず、少しくらい我慢しろ! といいたくなる
半分濡れ衣みたいなことで、自分の隊員が逮捕され、身柄が拘束された!
警察官は、警察官と街宣右翼の衝突を撮ろうとする私まで遮ってきた!
警察官は何十人もの撮影隊でこの様子を撮影しているのに、外部の者には、撮影をさせまいと妨害してくる!なぜだ!
そして何人もの警察官に取り押さえられた活動家はついにパトカーに押し込まれてしまった!
そんな状況で、右翼のボスの怒りは爆発した!
「隊員を返せ! 」
怒った隊員が大型バスの街宣車でバリケードに突入する!
そして他の街宣車も後に続く!!
バリケード前に次々と街宣車が集結する!
しかし武装警察も、人間盾となって、一歩たりとも退かず、アリの一匹も通そうとしない!
機動隊はどうでもいいとして、バリケードがあるために、これ以上進めない。
ボスは拡声器で全隊員に降車を命じる!「全員降車! 集合!」
隊員たちは、街宣車から降りて、バリケード前に集結する!
数で圧倒しようとする警察に対して、右翼のボスは叫んだ。
「頭数じゃ負けねえぞ!」
そして、街宣右翼のボスが叫んだ!
「隊員を返せ!返すまで、俺たちは動かねーぞ!」
警察はロシア大使館を守ることが仕事で、それでお金をもらっている。しかし、右翼活動家たちは、右翼活動するのが仕事ではない。仕事は別にあり、仕事の合間に、時間を作って、右翼活動をしている。
もし、逮捕されたら、次の日から仕事ができなくなる!生活をかけて抗議活動をしているのだ。
隊員思いの右翼のボスは、なんとしてでも、隊員の逮捕を撤回させるために、力の限り叫ぶ!
「隊員を返せ!」
しかし、警察はまったく耳を貸そうとしない。それどころか、警察は応援を呼び警備を増員してくる。
いつの間にか、全身防備の武装した機動隊が、街宣右翼とロシア大使館の間に、何重もの列になって警備をしている!
数百人の武装警察と、街宣右翼との衝突、どっちも一歩も引かず、ロシア大使館前の四車線道路の大型交差点は、もう、一時間近く遮断され、交通マヒ。
街宣右翼のボスは拡声器で叫ぶ
「おい!お前ら、なんでロシアを必死で守るんだ!お前らどこの国の警察官だ!」
「隊員を返せ!隊員を返すまでここを動かねーぞ!」
この顛末は驚くべき展開を迎える
―つづく